こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「『睡眠の質を上げるコツ』を教えて下さい③」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

睡眠の質を上げるコツも今回で3回目になります。今までご紹介させて頂いたポイントに加えて、さらに質の良い睡眠をとるための3つのコツを記載させて頂きます。

 

 

Ⅰ.昼間(日中)に15~30分歩きましょう!

 

入眠の際にはメラトニンというホルモンの働きが欠かせません。このメラトニンを作るにはセロトニンという神経伝達物質が必要です。セロトニンは適度な運動や太陽の光を浴びることによって分泌が促されます。日中に、適度な散歩やウォーキング等を取り入れ、セロトニンを体内に溜めておきましょう。

 

 

Ⅱ.不安要素を減らしておきましょう!

 

ベッドや布団に入ってから、頭の中が心配事だらけだと、交感神経を高めてしまい、不眠の原因となることがあります。全ての不安を取り除くことは無理でも、せめて翌朝バタバタしないで済むように、予め出来る準備は済ませておくと良いでしょう例えば、明日の洋服を決めておく、早起きをしなくてはならない場合は目覚まし時計をしっかりとセットしておく…等、安心材料を揃えておくだけでも、不安をぐっと減らすことができ、深い眠りに繋がるのです。

 

 

Ⅲ.睡眠時の環境を整えておきましょう!

 

常日頃から、ご自分がリラックスできる方法を知っておき、睡眠環境を整えておくことも重要です。お気に入りの香りや、照明、湿度、温度、パジャマや寝具の肌触り、枕の高さ…等、まだ工夫できる余地は案外かなりあるものです。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心身症、

摂食障害、パニック障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。