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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
睡眠の質を上げる時、とりわけ意識したいのは「最初のノンレム睡眠」、眠り始めの90分をいかに深く眠るかということです。
ここで深く眠ることが出来れば、覚醒中に溜まった睡眠圧が放出され(=眠気の解消)、自律神経やホルモンの働きも良くなり、その後の睡眠リズムまで整っていくからです。
つまり、翌日のパフォーマンスまでおのずと向上するのみならず、免疫力の増強や、脳の老廃物の除去も深いノンレム睡眠で活発になされることから、この最初の90分は「黄金の90分」と呼ばれています。
注意したいのは、例え長く眠ることが出来たとしても、この「最初の90分」の質が悪いと残りの質も「像崩れ」してしまう点です。
「6時間睡眠の人」と「8時間睡眠の人」を比較した場合、眠り始めの質によっては「6時間睡眠の人」の方がぐっすり眠れ、覚醒後もすっきりしていることすらあり得るのです。
もし睡眠時間が多く取れないとしても、この眠り始めの90分の質だけは絶対に下げてはいけません。
実際に行われている睡眠研究においても、初回のノンレム睡眠を阻害すると、その後の脳波パターンが著しく乱れてしまうことが知られています。
これらのことを踏まえると、よほど特別な状況でもない限り、寝たばかりの人を起こすことはやめた方が良いということです。
また、ご自身としても、この最初の90分間、トイレ等で入眠を阻害されないように、夜の水分の摂り過ぎ(特にアルコールの摂取は尿意を促します)には、気を付けられて下さい。
このコラムを読まれて、
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当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
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摂食障害、パニック障害、自律神経失調症、
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皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
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