こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「スポーツが苦手な場合でも、ストレス解消に繋がりますか?」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

ストレスの解消方法の一つとして、スポーツを勧められることは多いことでしょう。ただ、もしかすると、自分はスポーツが苦手だから、却ってストレスになってしまうのではないだろうか?と心配される方もいらっしゃられるかと思われます。

 

 

ストレスを受けていますと、その初期段階で、無関心や無感動という症状が現れることがあります。スポーツはそれを改善するのに非常に良いと言われています。定められたルールの中で競い合うのは刺激的ですし、成果に対する喜びもあるからです。

 

 

それでも人前でスポーツをするのは、下手な様子が見られて恥ずかしいと思われる方は、一人で出来るスポーツがお勧めです。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、ヨガ、水泳、筋トレ…等々がそれに相当するでしょう。刺激という意味では、競技よりも少なくはなりますが、単調な日常にメリハリをつけ、気分転換を図るには効果的です。また、ご自分が少しずつ上達されていかれるのを実感できることは、「スポーツが苦手」と感じられていた方ほど、時として、大きな喜びや楽しみ、達成感に繋がることもあるのです。

 

 

加えて、運動をしている時には、脳の中でβエンドルフィン等の脳内物質が、安静時の3~5倍も分泌されます。この物質は、苦痛を軽減し、多幸感をもたらすため、ストレス解消に関係すると考えられているのです。

 

 

 

当院では、自律神経失調症や心身症をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、

睡眠障害(不眠症)、摂食障害、パニック障害、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、更年期障害、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。