こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「心因性(ストレス性)の吐き気に悩んでいます…」

A.
医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

「心因性(ストレス性)の吐き気」は、時として食欲不振を伴います。漫然と吐き気を感じるというよりも、何らかのストレスを感じた時、例えば満員電車内や、プレゼンテーション、試験前に「勉強しなくてはいけないのに、勉強が手につかない」と葛藤されている最中、またはその直前などに起こります。

 

 

「心因性(ストレス性)の吐き気」は、中医学(漢方)的に考えると、気の逆流(気鬱や気逆)として捉えています。対処法としては、この逆流を抑える「みぞおちマッサージ」が効果的です。

 

 

「みぞおちマッサージ」のやり方は、以下の通りです。

 

 

横になり(出来れば軽く上体を高くする)、乳頭よりたどった肋骨の下縁から臍に向かって、親指の腹でマッサージしていきます。ポイントは、息を吐きながら、下に向かって押していくことです(上から下です)。これを、ゆっくり5回~10回ほど続けてみて下さい。

 

 

 

当院では、自律神経失調症をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安症、適応障害、心身症、
パニック症、睡眠障害(不眠症)、ストレス関連障害、
月経前症候群(PMS)、統合失調症、強迫症、摂食障害、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)等、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

なお、心療内科における漢方薬による治療をご希望の患者様は、診察時に医師の方にぜひご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。