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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
ストレスによって熱が出てしまうという「ストレス性高体温(SIH)」
というものが実は存在しています。
これは別名「心因性発熱」とも呼ばれています。
心因性発熱やストレス性高体温の方の特徴として……
また、上記の「微熱タイプ」の心因性発熱の患者様の多くが、
“抑うつ状態”や“予期不安”を伴っていることが知られています。
加えて、実際にストレスには曝されていなくても、
そのストレス場面や状況についてを、考えたり思い出したり語ったりすることでも、
個人差はあるものの体温上昇が見られることが、近年の研究で明らかになってきました。
心因性発熱患者さまの中には、時として40℃近くの高体温が生じる方もいます。
「本当にストレスだけでそのように体温が上がることがあるのだろうか?」
と思われる方も少なくはないかもしれません。
しかし、私たちには、そもそも「体温を上昇させる」という神経基盤が備わっており、
そのスイッチを入れる(=活性化させる)トリガーとなるのが、
ウィルスや感染症、アレルゲンといった“免疫学的メカニズム”に拠るものなのか、
“心理的ストレス”に拠るものなのかの違いだけであり、
すなわち、感染症に罹って40℃になる人は、
ストレスによっても40℃に上昇する能力(語弊があるかもしれませんが…)を
備えていると考えられるわけです。
―――話が長くなってしまいましたが、今回のコラムで大切なことは、
―――これらのことが列挙出来るでしょう。
繰り返しになりますが、心因性発熱やストレス性高体温は、
原因不明の病気ではなく、心療内科や精神科で治療をしていくことが、
可能な病気の一つです。
このコラムを読まれまして、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、
睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。