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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
前回のコラムでは、うつ病は“何科”に掛かるのが適切なのか、ということについて記載させて頂きました。今回は、うつ病を診てくれる関連機関についてご紹介させて頂きます。
★一般病院:かつて「総合病院」と呼ばれていた病院も含みます。心療内科・精神科のほかに、一般内科、外科、脳神経外科…など様々な診療科が設けられているので、身体の病気もある患者様にとっては、一つの病院で診てもらえるというメリットがあります。但し、一般病院の内、精神科医(心療内科医)のいる病院は半数以下、精神科の入院設備を整えている所も少なく、設備があったとしてもベッド数が少ないため、入院が必要になった時に、すぐに対応出来るとは限りません。他にも、待ち時間が長い、診察時間が短い、医師が曜日によって異なる、200床以上の病院は紹介状がなければ「特定療養費」がかかる…等のデメリットもあります。
★大学病院:教育と研究の機能を併せ持つ病院で、高度な検査技術や最先端の医療設備が整っています。高名な精神科医が教授をされている所が多いですが、必ずしも担当をしてくれるとは限りません。若手の医師は研究や教育にも力を入れており、他の病院からの医師の異動が多い場合もあります。
★精神科・心療内科クリニック(診療所):ほとんどが外来専門であり、入院設備はありません。駅の近くなど通いやすい場所に多く、気軽に掛かることが出来ます。また、一人の医師に長期間にわたり診てもらえるというメリットがあります。土日や祝日、夜間等でも診療を行っているところも多々あります。
★保健所:私たちの様々な健康問題に応じてくれる公的機関になります。精神科嘱託医などの医師や保健師がおり、電話相談などで心の病気の相談にも乗ってくれます(電話相談は無料です)。
★精神保健センター:地域によっては「精神保健福祉センター」など呼称は若干異なります。地域住民の精神的健康を保持・促進するための公的機関です。心の病気に関する電話相談や、地域によっては、医師による診察を行っている所もあるそうです。電話相談や面接相談は無料ですが、診察には費用がかかる場合があります。
当院では、うつ病・躁うつ病をはじめ、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、
不安障害、適応障害、摂食障害、心身症、
パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、
月経前症候群、月経前気分不快障害、更年期障害
統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。