こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】 「暑い夏にお勧めの『食材』とは…?」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

以前、同ラムにて梅雨時にお勧め食材をご紹介させて頂きました。今回は暑い夏にお勧めの食材になります。

 

 

中医学(漢方)において、「夏」は「一年の中の最盛期とされており、体力やパワーを発散させるにはもってこいの季節とされています。しかし一方で、体力がないと非常に疲れる季節でもあり、特に今年は「猛暑」が厳しいことからも、上手なセルフコントロールが必要となってくることでしょう。

 

 

夏の基本は身体を冷ます、消耗を防ぐであり、その為の日々の食養生(食材)におけるキーワードが苦味」「」「です。

 

 

まずこの季節は、身体を冷やす特性を持つ寒性」「涼性」の食材が大活躍します。身体を冷ます寒性・涼性食材としては、「なす」「きゅうり」「冬瓜」が挙げられます。

 

 

そして、身体を冷やす作用のある苦味」食材で、身体を内側からクールダウンさせましょう。身体を冷ます苦味食材としては、「ゴーヤ」「レタス」「緑茶」が挙げられます。

 

 

夏の「心」を健やかに保つには、赤いものがお勧めです。「梅干し」「赤紫蘇」「スイカ」「トマト」がその代表格でしょう。

 

 

漢方的なお話として、スイカの皮西瓜翠衣(セイカスイイ)」と呼ばれる漢方食材として扱われている程で、スイカは「天然の白虎湯(びゃっことう・熱中症の薬)とも言われているのです。

 

 

 

当院では、自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、冷え症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心身症、

摂食障害、パニック障害、月経前症候群、更年期障害、

統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また必要に応じて、保険適用で漢方薬による治療(漢方療法)も行っております

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。