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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
以前同コラムにて、夜ぐっすり眠るためには「深部体温を下げること」がポイントであることをお伝えしました。
その方法として、「就寝の90分前の入浴」「足湯」といったことを挙げましたが、他の方法として「深部体温を下げる食品」を夕食に取り入れる、という手もあります。
その代表格が「冷やしトマト」です。
身体を冷やす性質のある夏野菜のトマトを、さらに冷やして食べれば、体温を効果的に下げることが出来ます。レシピサイトでは、様々な趣向をこらした「冷やしトマトレシピ」が紹介されていますので、ぜひ活用されて下さい。
ただし、「冷やしトマトを食べれば絶対眠れる」わけではなく、あくまで補強手段です。「入眠時に深部体温を下げる」という点では、「就寝の90分前の入浴」に勝るものはありません。
冷やしトマトのように、眠りに良いとされる食材は、昔から世界各地に言い伝えられています。例えば、ヨーロッパでは、カノコソウやカモミールに代表されるようなハーブが何百年も用いられてきました。日本でもカモミールは入眠前に適したハーブティーとして普及しています。
勿論、それらの効果については、検証されていない部分もありますが、全く効果がなければ自然と淘汰されていったはずです。「世界中でずっと飲まれている」という事実は、安全で、しかもある程度の効果がある証拠とも言えるでしょう。
このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、
気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、
摂食障害、パニック障害、自律神経失調症、
月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。