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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
女性の自閉スペクトラム症の方の中には、「周囲(親や友人)から『もっと女性らしくしたら?』といつも言われてしまうのです…」というお悩みを抱えている方も少なくはありません。
自閉スペクトラム症の方の傾向として、「実際的・実用的なことに価値を置く」という側面があります。例え、同年代の女性が「おしゃれ」「ファッション」「身だしなみ」「お化粧」というものに対して高い興味・関心を持たれていらしたとしても、本人にとって「興味・関心があること」「実際的・実用的であること」でなかったとしたならば、そちらに中々アンテナが向きにくくなってしまうのです。
「女性らしさ」とは形がないものであり、誰にとっても分かりにくいものかもしれません。しかし、多くの女性は、成長するにつれ、必要最低限の習慣やマナーは身に付けていきます。ところが、自閉スペクトラム症の女性の方の場合、そういった習慣やマナーの習得に悩みます。「スカートの際につい足を広げて座ってしまう」「仕草が全体的に荒っぽい」等といったことで批難を受けてしまうことが少なくありません。
他にも、動きやすい服装を求めて男性っぽい恰好をされたり、「自分は女性とは仲良く出来ない」と考え、敢えて男性的に振舞おうとされたり…といった方もいらっしゃれます。
いずれにしても、周囲や社会的要請により、「大人の女性はこうあるべき」ということを繰り返し何度も指摘されてしまうので、ご本人自身が混乱してしまったり、それを口にする相手(家族や友人)と口論になってしまったり…といったお悩みが出てきてしまうのです。
このコラムを読まれまして、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
大人の発達障害(ASD、ADHD含む)をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、
パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、更年期障害、
月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、ゲーム障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。