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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
大人のADHDの場合、
「多動性」に関しては、成長と共に徐々に緩和されていく傾向がある一方で、
「不注意」の問題(悩み)が継続し続けるケースが多いということを、
以前同コラムにて記載させて頂きました。
大人のADHDの「不注意」に関する具体的な例としては……
……まずはこのようなことが挙げられるでしょう。
このように大人のADHDの方は、
上記のような「不注意」の諸々の症状により、
忘れっぽさ、集中力不足、自らのスケジュール管理の難しさ等が生じ、
仕事上の約束を守れないことも多々あります。
そして、その結果として、対人的な交渉・接触が苦手となってしまい、
そのような状況を自ら避けるようになってしまいます。
このため、能力はあるにも関わらず、周囲からは、
「今一つ信頼できない」「あてにできない」と否定的に評価されてしまったり、
このようなストレス状況下から、抑うつ状態に至ってしまったり、
といったことが起こり得ます。
このように、ADHDの方は、思春期以降、
相手との約束が守れない等といったことが繰り返された結果、
対人場面において、課題や困難を抱えるようになることがあります。
このため、本来はADHDの方が、
対人関係の問題の方がより焦点化されてしまい、
自ら「自閉スペクトラム症(ASD)ではないか?」と思われて、
医療機関等を受診されるケースが少なくはない、とすら言われています。
このコラムを読まれまして、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
大人の発達障害(ADHD、ASD含む)をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、
睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。