こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「円滑な人間関係を構築する上で大事な点とは…?」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

適応障害うつ病の方にとって、対人関係の課題は避けては通れない方は少なくはありません。円滑な人間関係の構築は、職場や学校といった場所に限らず、家庭内でも重要な事柄です時に、人間関係の構築やメンテナンスを、職場や学校では過剰なまでに意識して行われている一方で、家庭内は疎かになってしまうというケースもあり、そういった場合は、「家庭」が適応障害の対象ともなり得ます。

 

 

当然ながら、人間関係には「濃淡」があって然るべきです。ご自身が関わる全ての方々に、同じだけの熱量やエネルギーを注ぐのはかなり困難であることは想像に難しくありません。ただ「量」は違いがあっても、そのベースとなる「質(内容)」は、どのような人間関係においても共通しています。それを以下に列挙させて頂きますので、自分自身の対人関係の在り方を振り返る上での参考として頂けましたら幸いです。

 

 

★『円滑な人間関係を構築する為のポイント』★

 

✓まずは、自分自身を積極的に認める。

 

✓相手のことも、積極的に認めていく。

 

✓人付き合いをする際のご自身の“課題(気を付ける点)”を具体的に考えておく。

 

✓何事も思い込みに囚われ過ぎず、柔軟に捉えていく。

 

✓いつものやり方にこだわり過ぎず、他の方法も試してみる。

 

✓言葉以外の仕草や雰囲気、表情などにも意識を向けてみる。

 

✓時には言いづらいことも、きちんと伝える。

 

✓自分とは違う人間なのだから、意見の相違はあって当然と考える。

 

✓「完璧な人間関係」を求めない。

 

✓時には、困ることを恐れずに、辛抱強く相手に付き合ってみる。

 

 

 

当院では、適応障害うつ病をはじめ、

躁うつ病(双極性障害)、自律神経失調症、不安症、

睡眠障害(不眠症)、ストレス関連障害、統合失調症、

パニック症、強迫症、摂食障害(過食症)、心身症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

月経前症候群(PMS)、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。