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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
前回は「『統合失調症』について教えて下さい②」として、「臨床像」について記載しました。その中でも少し触れましたが、「統合失調症の発症年齢(好発期)」について、今回は扱わせて頂きます。
統合失調症が発症しやすい年齢(好発期)は、思春期から30歳までが多く、全体の70~80%を占めています。
発症年齢の「平均値」は、男性が27歳、女性が30歳となっており、男性の方が女性よりも多少発症年齢が低い傾向があります。「平均値」としてはそうなりますが、「発症のピーク」は「10代半ばから20代前半」にあるようです。この発症のピークを男女別でみると、男性が「15~25歳」、女性が「25~35歳」とするデータも存在します。
その一方で、「近年は発症する年齢の幅が拡がりつつある」ということも報告されています。
例えば、女性では、40~45歳に、発症のもう一つの小さなピークがあり、この時期に関しは、発症率が男性の数倍高くなっています。10歳以下で発症するケーズは1%未満ですが、まれに小学生でも発症することがあります。また、中年あるいは初老に差し掛かってから発症することも皆無ではないようです。
当院では、
統合失調症、うつ病、躁うつ病、不安症、
適応障害、パニック症、摂食障害(過食症)
睡眠障害、自律神経失調症、冷え性、強迫症、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)
月経前症候群、過敏性腸症候群、アルコール使用障害など
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。