こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「『不安症(不安障害)』に含まれる疾病を教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

不安症(不安障害)とは、不安で仕方がない」というお困りを主軸に置いた疾病であり、アメリカ精神医学会の『DSM-Ⅴ』においては、以下の疾病は『不安症』に分類されています。

 

 

□ 全般不安症(全般性不安障害:GAD):あれもこれもが不安。漠然とした不安に長期間悩まされます。

 

□ 社交不安症(社交不安障害:SAD):人前で注目を集めるような場面で緊張し、不安に駆られてしまいます。そして、次第にそういった場面を回避するようになっていきます。

 

□ パニック症:キッカケなく突然のパニック発作を繰り返してしまいます。パニック発作は30分程度経過しますと自然と治まりますが、その間ご本人は「このまま死んでしまうかもない」という程の苦しさを味わいます。

 

□ 広場恐怖症:閉所や人混み、電車といった場所を苦手とし、回避するようになってしまいます。必ずといった訳ではないですが、パニック症の発症と広場恐怖症が関連して起きるケースも見られます。

 

□ 限局性恐怖症:高所やクモ、血液といった特定のものを怖がる、所謂「〇〇恐怖」と言われるものです。広場恐怖症と重複することもあります。

 

□ 分離不安症:親などの保護者から離れることに過剰な不安が生じます。基本的には子どもに多くみられる疾病ですが、時に大人の方に起きることもあります。

 

□ 選択性緘黙:学校や職場といった特定の場所や状況においてのみ、いつも喋れなくなります。こちらも基本的には子どもに多く見られる疾病ですが、時に大人の方に起こることもあります。

 

 

不安症の重症度が高くない場合は、一般内科を受診されるケースもありますが、その場合、抗不安薬による投薬治療が先行してしまうことが多く(何故なら、抗不安薬までは一般内科での処方が可能だからです)、抗不安薬への依存の問題や、根本的な解決に繋がりにくいといった側面があります。

 

 

よって、もし一般内科で「不安症」への対症療法として抗不安薬が処方さるような場合は、心療内科や精神科の方に一度行かれてみられることをお勧めします。恐らく、心療内科・精神科では、「不安症」への投薬内容も、治療アプローチもかなり異なってくることでしょう。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、不安症全般をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、適応障害、自律神経失調症、心身症、

摂食障害、パニック症、睡眠障害、ストレス関連障害、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、全般性不安症、社交不安症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。