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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
決して珍しくはないお話として、「顆粒エキス製剤」の漢方薬の飲み方を勘違いされていることは間々あります。
「顆粒エキス製剤」の正しい飲み方は、「お湯に漢方薬を溶いて飲む(溶けなくとも飲む)」です(一部例外はあります)。
しかし、よくある勘違いとしては、「お湯で(溶かずに)飲み込む」「水で(溶かずに)飲み込む」方がかなり多いということです。こういった飲み方をしてしまうと、折角の漢方の効果が半減してしまう可能性すら起こり得ます。
そもそも、なぜ「顆粒エキス製剤」になったのかと言いますと、本来はきちんと生薬をそのまま煎じて飲むことが良いのですが、それを毎日毎時私たちが行うのは中々に大変です。そこで、「煎じて飲む状態をお手軽に再現する」ために開発されたのが「顆粒エキス製剤」なのです。
つまり「顆粒エキス製剤」は、お湯で戻して飲む「インスタント」漢方薬だと考えて頂くと分かり易いでしょう。インスタントコーヒーを、コーヒー顆粒と水では飲まないのと同じです。味わいや効能が格段に変わってくるということを頭に留めておいて頂けましたら幸いです。
なお、漢方薬は、当院のような心療内科において、健康保険適用で処方することが可能です。心療内科において、漢方薬による治療をご希望の患者様は、ぜひこの機会にご相談されてみられては如何でしょうか。
当院では、自律神経失調症、冷え症、睡眠障害(不眠症)、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、心身症、
摂食障害、パニック障害、月経前症候群、更年期障害、
統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。