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医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
過食症の患者様の中には、「お腹が張ってしまって苦しい」という訴えをされる方がかなり多くいらっしゃられます。
それは単に「胃に沢山の食べ物が入っている」ことに拠るものだけではありません。過食衝動(過食発作)が起こってしまうと、短時間の間に、どんどん食べ物を口にされますので、当然のことながら「余り咀嚼をしないで、すぐに食べ物を飲み込んでしまう」ことになります。そうすると、食べ物を飲み込む際に、通常の食事の際には起こり得ない程の「空気」を、無意識の内に沢山飲み込んでしまっていることになるのです。
よく「炭酸水を飲むと、普通の水を飲んだ時よりもお腹がいっぱいになった気がする」と言いますが、それは「空気(炭酸)」を胃に入れることで、お腹が膨れるからに他なりません。これと同じ現象が、起きていると思って下さい。
「過食発作が起こりそう」と思われた際に、先に炭酸水を飲んでおくことで、ある程度の満腹感を得ておき、食べ物を摂取する量を減らしていくことに成功された、という方もいらっしゃられます。但し、臨床的な感覚からは、これが全ての患者様に効果的とは断言しかねますので、「一度試してみる」位のお気持ちでも良いかもしれません。
過食症はきちんと治療をすれば、それだけ早く回復していく病気です。
このコラムを読まれまして、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
摂食障害(過食症、過食性障害)をはじめ、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、社交不安障害、
パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、
月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、ゲーム依存、
過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。