こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「これも『過食症』の一種なのでしょうか?~チューイング」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

今迄同コラムにて4回に渡り「過食症」について記載をさせて頂きました。その中で、過食症の「型(タイプ)」として挙げてはいなかったものの、過食症」の一型に含まれているものに「噛んで吐き出す」という行為(「チューイング」)をされる方もいらっしゃれます。

 

 

このタイプの方は、過食(及び、自己誘発性の排出行動)というよりも、食べ物を噛んでは、そのエキスを吸い、嚥下せずに、その内容物を吐き出し、それをナイロン袋などに詰めて捨てる行為を行います。その量は、それほど多くない場合もあれば、非常に大量で冷蔵庫を空っぽにしてしまう場合もあります。

 

 

自己誘発性の排出を行わない分、身体的には通常の過食よりも負担が少ないケースもありますが、当然のことながら、その行為・行動に対する罪悪感を抱いてしまいます。そして、そういった行動を制御できない自分への強い自責感自己不全感を持ってしまうのは、通常の過食症と何ら変わるところはありません。

 

 

 

過食症はきちんと治療をすれば、それだけ早く回復していく病気です

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

摂食障害(過食症、過食性障害)をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、社交不安障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、ゲーム依存、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。