A.
医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。
スマホは、スケジュール管理やタイマー使用など、便利な道具です。ただし、ADHDの方は、幾つかの点において、スマホの使用には注意が必要です。
まず、ADHDの特性があると、スマホにハマりやすいことが挙げられます。目から入る刺激が楽しいので、「やりたいこと」の上位に来てしまします。時には、打ち合わせ相手を目の前にしていても、スマホの操作を始めてしまい、相手が憤慨しているということにも気が付かないほど、熱中をしてしまう方もいるほどです。当然、スマホ依存へのリスクも高くなります。
スマホにうっかりすると時間を取られ過ぎてしまうのも難点です。「やるべきこと」「やらなくてはいけないこと」があるにも関わらず、何時間もスマホに時間を費やしてしまうのです。
また、スマホに頼り過ぎてしまうと、スマホを紛失してしまった時が大変です。大切なものであっても、物を無くしてしまい易いのもADHDの方の特性だからです。
メモは紙に書く、外出時はバッグの中にしまっておく…といったように、出来るだけスマホを触れる機会を減らしていかれること、スマホとのある程度の距離を取られることを練習されておかれることは、ADHDの方にとって、非常に大切なことなのです。
このコラムを読まれまして、
ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、
興味・関心を抱かれた方は、
どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。
当院では、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、
うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、
パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、
月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、スマホ依存、
過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。