プラセンタ注射
当院では、「メルスモン」と「ラエンネック」の2つの製剤を両方採用しています。
通常は1本1,000円(税込)となりますが、開院特別価格にてご提供しています。
当院の診療時間中は、どの時間でも投与可能です。是非、ご活用ください。
- 特別価格
- 1本 500円(税込)
- 2本 800円(税込)
- 3本 1,000円(税込)
通常価格は1本 1,000円(税込)
プラセンタ注射って??
プラセンタは、哺乳類の胎盤から抽出したエキスのことです。
胎盤は、お母さんと赤ちゃんをつなぐ大切な臓器なので、赤ちゃんを育てる大事な栄養がたくさん入っています。
アミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸などです。
これらを摂取することで、新陳代謝が活性化されるので、美容・疲労回復などに効果を発揮します。
どんな効果があるの??
有名なものは、主に美容と疲労回復、肝臓回復ですが、それ以外にも幅広い効果が期待できます。
・美容:シミ、くすみ、肌荒れ、老化防止、冷え性
・更年期障害、生理不順、月経困難症など
・疲労回復:肝臓、二日酔いにも有効です
・消化機能回復:胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・不眠
・肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛
・アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギー疾患
・増毛
副作用・デメリットはあるの??
注射したところに、一時的に内出血、疼痛、発疹、掻痒感、硬結などがみられる場合があります。 内出血は通常の血液検査でも起こり得ます。
起きても、数日~1週間程度で自然に治ります。
まれに、同じ場所に何度も注射すると、皮膚が固くなることがあるので、右腕と左腕で交互に注射したりすることで、防ぐことが可能です。
稀にアレルギー、アナフィラキシーが起こることが報告されていますが、ここ50年以上で数例のみであり、他の市販薬などと同程度の非常に低い確率です。
婦人科の病気、乳がんなど、ホルモン感受性の癌の治療中の方は、事前に主治医にご相談ください。
【献血はできなくなります。】
プラセンタ注射製剤はヒトの胎盤組織から作られますので、理論上は感染の危険性はゼロではありませんが、B型肝炎・C型肝炎・HIVなどの各種ウィルスのチェックや、酵素処理や高圧滅菌によりウィルスを完全に不活化させています。昭和31年から日本でプラセンタ注射の治療が開始されて以来、クロイツフェルト・ヤコブ病を含めて感染症の報告は一例もありません。
プラセンタ注射には種類はあるの??
メルスモンとラエンネックが、厚生労働省から医薬品として認可されています。
いずれも日本国内の産婦人科で、B型肝炎、C型肝炎やエイズなどのウイルス感染のないことが証明されている、国内の満期正常分娩した女性から提供される胎盤を使用して作られたものです。
また、製造過程においてプラセンタ中の血液はすべて除去されるので当然、注射剤には血液は含まれていません。
ただ、現在の医療はまだ検出できない、未知のウイルスが混入している危険性は、全くないとは言えない・・・ということになります。
しかし、クロイツフェルトヤコブ病などに関しては、酸による加水分解でプラセンタ中のタンパク質をアミノ酸に分解し、そして最終滅菌(121℃ 30分間)するなど、感染に対する万全な安全対策がとられていますし、クロイツフェルトヤコブ病にかかる危険性は、日本で普通に生活していれば1億人に0.1〜0.9人とされているので、確率は限りなくゼロに近いと言えるでしょう。
製剤名 | メルスモン | ラエンネック |
---|---|---|
エキス量 | 100㎎ | 112㎎ |
添加物 | ベンジルアルコール | ペプシン・乳糖・PH調整剤 |
疼痛 | 弱い | やや強い |
副作用 | 眠気 | 頭痛 |
どれくらい注射すればいいの??
1回1~3本がよいとされています。
美容目的ですと1回1~2本、疲労回復は2~3本ですと、効果を実感しすいようです。
週1回~3,4回、特に頻度を多くすることがポイントです。