こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「うつで休職中です。でも休んでいて本当にいいのでしょうか?」

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)でございます。

当院にご興味下さり、誠にありがとうございます。

 

 

Q:「うつで休職中です。でも休んでいて本当にいいのでしょうか?」に、お答えします。

 

 

A:当然ですがよいですし、なによりお休みされることが最も大切です。

 

 

休職中は、本当に色々なことが不安になりますね。

特に皆さんが必ず思われる不安に、「休んでいて、本当にいいのだろうか?」があります。

うつになられる方は、やはり真面目で何でも背負ってしまう方が多いですので、休職していただいても、「本当にいいのだろうか?」「さぼっているのではないだろうか?」「怠惰、甘えではないのか?」と思われる方が大変多いです。

 

しかし、当然ながら、休みはサボりでも怠惰(なまけ)でも、甘えでもありません。

体調が崩れているのを回復させるために休むのですから、それはご自身にとって大変大切なことです。

 

仕事は、会社という組織が背負うものです。

労働者個人が背負うものではありません。(背負いきれません。)

 

一方で、個人の体調は個人の責任です。

会社は守ってくれません。

自分で守るしかないのです。

 

休職するというのは、自分を守るうえで最重要な行動であり、一番大切なことなのです。

自分を責めることはありません。

堂々と、しっかり休みましょう。

あなたは一番正しいことをしています。

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)をよろしくお願いいたします。