こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「『過敏性腸症候群(IBS)』はどの専門科を受診するのですか?」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

自分は過敏性腸症候群(IBS)かもしれないと思われた際、どの医療機関を受診したら良いのか、迷われたことはないでしょうか。

 

 

過敏性腸症候群(IBS)は、便通の異常や腹痛の症状に加えて、精神的・心理的な側面が関わってきますので、専門科としては、消化器内科、心療内科精神科が挙げられます

 

 

はじめて診察を受けられる場合は、まずは消化器科、あるいは消化器内科の表示がある医療機関を受診されるのが一般的であるかもしれません。病院によっては、第一内科、第二内科などとなっていて、専門科が表示されていない所もありますので、その場合は、病院受付で、消化器を扱う科を問い合わせましょう。

 

 

何故ファーストチョイスとして消化器科を挙げさせて頂いたかと言いますと、実際に過敏性腸症候群(IBS)かどうかは、まずは身体的に別の疾患が潜んでいないかを除外診断されてからの方が良いからです

 

 

過敏性腸症候群(IBS)は、この病気をよく知っている医師であれば、問診だけでおおよその診断が出来ますが、他の病気がないかどうか鑑別することも欠かせません。特に、大腸の詳しい検査などが必要な場合も多いので、そうした検査ができる病院かどうか、もしくは連携が取れているかどうかを確認されておかれるとより安心でしょう。

 

 

一方、緊張したり心配事があったりすると症状が起こる、あるいは、辛い症状が続いて精神的にも参ってしまっている…といったように精神的・心理的な症状が初めから強く出ている場合には、はじめから心療内科を受診されるのも良いでしょう。

 

 

心療内科は、ストレスによって起こる様々な病気を専門にしています。患者様のお話をしっかりと伺い、患者様ご自身も自覚されていらっしゃらないようなストレスの原因なども探し出し、患者様にとって、出来るだけ無理がなく、効果的な治療法を考案していきます。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

過敏性腸症候群(IBS)自律神経失調症をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

心身症、更年期障害、冷え性、ストレス関連障害、

摂食障害(過食症)、パニック症、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、機能性ディスペプシア(FD)、強迫症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。