こころのペリカン便り

Column

10月の初診時処方率を掲載いたします。

10月の初診時処方率は、以下の通りです。

(分母は、初診で、かつ転院などで処方継続が前提だった方を除いています。また、実数は機密性の高い情報のため、ホームページに掲載することができません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。)

 

 

 

 

 

患者さんには「なるべくお薬は飲みたくない」という方もいらっしゃれば、「お薬を飲んで、なるべく早く症状を和らげたい」という方もいらっしゃいます。

 

当院は、患者さんのご希望、お考えを最優先としながら、かつ治療としての必要性、緊急性、また内服薬の副作用などを専門医の立場からご説明し、患者さん自身がご納得された上で選択された治療方針をご提案しています。

 

 

その結果、今月は、約4割の方がお薬は使わない治療方針でスタートしました。

 

 

大切なのは、お薬を処方する/しないのどちらが「正しい」「間違い」という安易な二元論に終始するのではなく、「いかに患者さん自身が納得でき、かつその中で治療効果を期待できる治療方針を組み立て、提案できるか」であり、そこに私たち専門家の力量が問われていると考えております。

 

 

皆さまの心身の健康に、少しでもお手伝いできれば幸いです。

お悩みをお持ちの方は、お気軽に当院にご相談ください。

どうぞよろしくお願いいたします。