(2019.08.03作成)
この度、新たにカウンセラー(臨床心理士・公認心理師)によるカウンセリングを開始します。
精神科医だったジョージ・エンゲル(George Engel, M.D. ,1913–1999)は、
1977年に生物心理社会モデル(Bio-Psycho-Social model)を唱えました。
これは、病を抱えている方を
1.生物医学的(Biological, Biomedicine)だけでなく、
2.心理的(Psychological)、
3.社会的(Social, Sociality)に
捉える、つまり全人的に診る必要があるというものでした。
提唱から40年以上も経っていますが、この重要性は今日も色あせることはありません。
1.生物医学的な見方の治療とは、薬物療法(いわゆる安定剤)を指します。
もちろんお薬も大切でお勧めすることはありますが、
2.それ以上に皆様お一人お一人の内面に寄り添い(=心理的)、
3.かつ職場、家庭などの環境調整を行い、ご本人が安心できる環境を整えていくこと(=社会的)
が大切であると思っています。
これまではこれらを院長のみで行っておりましたが、
特に2.に関して、この度新たにカウンセラー(臨床心理士・公認心理師)を迎え入れ、
カウンセリングを開始することで、心理的なサポートをより厚くいたします。
9月前後からの開始を予定しております。
詳細が決まり次第、再度お知らせいたします。
皆様の心身の健康と日々の充実に、少しでもお役に立てれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。