こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】 「『強迫性障害(強迫症)』について教えて下さい②~診断基準」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

前回のコラムにおいて、「強迫性障害(強迫症:OCD)」が見せる症状について書かせて頂きました。前回の内容を包括した形になりますが、今回はその診断基準について記載致します。

 

 

アメリカ精神医学会の『DSM-Ⅴ』では、以下の要件を満たした場合に「強迫性障害(強迫症)」と定義することになっています。

 

 

(1) 強迫観念、強迫行為のいずれか、あるいは、その両方が存在していること。

 

(2) 強迫観念、または強迫行為が、時間を浪費(1日1時間以上)させたり、そのことで本人が苦痛を感じていたり、日常生活・社会生活・職業生活を送る上で支障を引き起こしていること。

 

(3) この障害は、物質または他の医学的疾患による生理学的作用ではなく、かつ、他の精神疾患の症状での説明が困難であること。

 

 

 

 

当院では、強迫性障害(強迫症)をはじめ、

パニック障害(パニック症)、不安障害(不安症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、適応障害、自律神経失調症、

摂食障害、睡眠障害(不眠症)、心身症、恐怖症、

月経前症候群、統合失調症、過敏性腸症候群、

社交不安障害、ゲーム障害、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。