こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「女性のADHDです、投薬治療を考えているのですが…」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

ADHDの薬物療法(投薬)は、症状を軽減するための対処療法です。特に女性の方には、投薬治療を受けるか否か、判断が必要な場面があります。それは、妊娠中・授乳中の方には使えない(あるいは、使わない方が良い)とされるお薬があることです。他にも、乳幼児がいる方は、「投薬を受ける場合は、授乳は控える」といったように、どちらを採るかの選択が必要とされます。

 

 

繰り返しますが、ADHDのお薬は、あくまで症状を軽減させるものですので、飲めばADHDが治るというものではありません。しかし、もし乳幼児がいる方であったとしても、赤ちゃんの命に係わるような重大な不注意をしてしまうのではないかという不安を抱えて育児をされているようであるならば、授乳は断念されてでも、投薬治療に踏み切られた方が良い場合がないとは言えません。その辺りに関しては、医師とよく相談をされ、どちらを選択された方が、ご自身や子どもにとってより良いことなのか、リスクとベネフィットをよく考える必要があることでしょう。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、心身症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。