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【心療内科Q/A】 「『冬季うつ病』について教えて下さい①」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

比較的若い女性に多くみられるうつ病季節性感情障害(季節性うつ病)」と呼ばれるものがあります。

 

 

季節によって症状が現れるというもので、特に多いのが、秋から冬にかけてうつ状態となり、春から夏にかけて自然と良くなる「冬季うつ病と言われるタイプです。

 

 

何故こうした季節性のうつ病が起こるのかについては、未だはっきり分かってはいませんが、日照時間と関係があるのではないかと考えられています。特に冬季の日照時間が非常に短いフィンランド、スウェーデン、アラスカ等の地域では、冬季うつ病の発症率が人口の10%近くか、それ以上になっていることが報告されています。

 

 

また、始めからそれらの地域に住んでいる人よりも、それまで太陽光に恵まれた地域で暮らしてきた方々が、こうした国々に移ってきた場合の方が、より発症率が高くなることからも、日照時間と深い関係があることが推測されています。

 

 

日本においては、大都会に生活する方や、日本においては比較的日照時間が少ないとされる東北地方にお住まいの方に、多く見られる傾向があるようです。

 

 

 

当院では、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、

心身症、ストレス関連疾病、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

パニック障害、自律神経失調症、冷え症、

摂食障害、月経前症候群、更年期障害、

統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。