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【心療内科Q/A】「ADHDの人は疲れやすいって本当ですか?」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

ADHDの方は、やりたいことを次々と思いつかれる上、気持ちが移りやすい側面もあるので、実際1日中走り回っているようなものです。そして、どれも途中まで着手しながらも、完了する前に、すっかり疲れ切ってしまいます。

 

 

元々ADHDの方には、ご自分の体調に気付きにくいという特性があります。倒れるまで頑張ってしまうのも、そこに由来します。まずは、意識して、睡眠、食事、休養を取られて体調を整えていきましょう。寝る前などに、一人になれる時間を作るのもお勧めです。狭くても良いので、「一人になれるスペース」があると理想的でしょう。

 

 

 

また、身体面だけではなく、心のエネルギーが枯渇することもあります心のエネルギーが少なくなると、何かを始めても作業が続けられません。さらに枯渇すると、やる気すら起こらなくなってしまいます。心のエネルギーを補給するためには…

 

  1. 頑張り過ぎない
  2. 後悔し過ぎない
  3. これでいいと思う
  4. 自分も他人も責めない
  5. 上手くいかなくとも「次を頑張れば良い」と思う
  6. 楽しいことを企画する
  7. 日々の生活を楽しむ

 

……このような事柄(考え方)を、ぜひご自分に取り入れていかれるようにされてみて下さい。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。