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【心療内科Q/A】「適応障害を防ぐ工夫②~『孤立』しないこと~」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

前回同コラム適応障害を防ぐ工夫①にて、心理ゲームに陥らないことが大切であり、時には「反撃」に転じて、この常態化した構造を崩すことが必要である、ということを記載させて頂きました。そして、その反撃の一つの手段として、「孤立しないこと」が大事なことになります。

 

 

孤立しないことは、簡単なことのようですが、現実には案外難しく、心療内科・精神科を受診される患者様の中には、受診されていることそれ自体を、職場の上司や同僚、家族に黙っているという方はかなりいらっしゃいます。その黙っているご理由として、「どうせ話しても理解してもらえない」「職場や上司に話すと評価を落としてしまう」「周囲から変な目で見られるのではないか心配」…等々、理由は様々ですが、場合によってはそのことによって一層症状を悪化させてしまうことが懸念されます。

 

 

確かに、周囲の無理解はあるでしょう。しかし、だからと言って、辛い現状をご自分の胸の内にだけ仕舞い込んでおくのは、適応障害を悪化させるだけです。

 

 

孤立」は、しばしば劣等感を助長します上司からの評価が低いと、例えそれが不当なものであったとしても、「周りはしっかり仕事をしているのに、自分は何も出来ない」「迷惑ばかり掛けて、自分はダメな人間だ」…等と考えるようになります。さらに、「少しでも皆に追いつかなければ」という焦燥感から、辛い身体に増々鞭を打ちます。

 

 

上司との信頼関係が破綻している場合は、なおさらです。そういう時は、職場組織の中にどこか現状産を打ち明ける場所がないか、探してみて下さい。人事課や医務室、産業医産業保健スタッフ、他の上司、同僚など、きっとどこかにあるはずです。

 

 

また、現在は労働安全衛生法という法律によって、従業員のメンタルヘルスは守られており、ハラスメントや荷重労働を防ぐことの担保となっています。この法律のお陰で、ひと昔前に比べれば、企業のメンタルヘルス対策は相当に向上しています。決して一人で悩まず、まずは、しかるべき部署、しかるべき人に相談されてみて下さい。

 

 

 

当院では、適応障害をはじめ、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、自律神経失調症、

睡眠障害(不眠症)、ストレス関連障害、統合失調症、

パニック症、強迫症、不安症、摂食障害(過食症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

月経前症候群(PMS)、過敏性腸症候群(IBS)、心身症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門の心理士(臨床心理士・公認心理師)資格を持ったカウンセラーによるカウンセリング(心理療法)も行っておりますカウンセリングをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。