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【心療内科Q/A】「生野菜の取り過ぎと『冷え性』の関係とは?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

生野菜も果物も、実は水分を多く含んでいますので、食べ過ぎは冷えの元です。

 

 

生野菜は、身体を冷やす食べ物の代表です夏の暑い時であればまだしも、冬になっても生野菜を大量に摂取し続けてしまうと、冷えのために、肌がくすんだり、ハリがなくなったり、シミが出やすくなったり…等、肌トラブルすら引き起こしかねません。

 

 

夏に作られる物や暑い土地で出来る物は「寒(かん)」、冬野菜や寒い土地で出来る物は「温(おん)」の性質を持っています例えば、野菜サラダによく使われているレタス、きゅうり、トマト等はみな、身体を冷やす性質(「寒」の性質)を持つ食材です。

 

 

但し、当然のことながら、野菜は身体にとって必要不可欠な食材です。よって、朝は生野菜、夜は温野菜にするなどの工夫をされ、寒温のバランスをとって食べることがお勧めです。身体を冷やす「寒(かん)」の野菜であっても、熱を加えると陽性化して、身体を冷やす作用を弱めることが出来ます。

 

 

きゅうりやスイカなど、ウリ科の仲間は身体を冷やす典型的な「寒(かん)」の野菜です。解熱、止渇、利尿の作用がありますが、夏であっても、沢山食べ過ぎてしまうと冷えを招きますので注意が必要です。

 

 

一方、長い時間を掛けて土の中で育つ、にんじんやニンニク、しょうが等は、「温(おん)」の性質を持つ根菜です。このような根菜で作る料理は、身体を温めますので、冷え症体質の方には最適です。

 

 

同じく、かぼちゃには「温(おん)」の性質があり、さらにはカロテン(体内でビタミンAに変化)を豊富に含む、優れた食材です。粘膜を強くして風邪などのウィルスに対する抵抗力もつけてくれますので、冷え性の方は積極的にとっていきたい食材の一です。

 

 

 

なお、冷え性改善の漢方薬は、当院のような心療内科では、健康保険適用で処方することが可能です心療内科において、漢方薬による治療をご希望の患者様は、ぜひこの機会にご相談されてみられては如何でしょうか。

 

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、自律神経失調症をはじめ、

冷え性、更年期障害、心身症、ストレス関連障害、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

摂食障害(過食症)、パニック症、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、過敏性腸症候群(IBS)、強迫症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。