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【心療内科Q/A】「『精神科ショートケア・デイケア・デイナイトケア』は何が違うのですか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

精神科・心療内科におきまして、規定の資格を有する者(医師・看護師・臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士など)や、その他の諸条件を満たした場合に「多人数プログラム(集団プログラム)」である「ショートケア」「デイケア」「デイナイトケア」を開催することが出来ます。

 

 

この「ショートケア」「デイケア」「デイナイトケア」の違いを、一言で表現するのであれば、「利用者様のプログラム実施時間」を指しているものと考えて頂いて構いません。より、具体的に言えば…

 

 

・「ショートケア」:3時間

・「デイケア」:6時間

・「デイナイトケア」:10時間

 

 

…という違いになっています。勿論、時間が長くなるにつれて、金額は高く設定されています(全国一律の保険適用に準じた金額です)。但し、各都道府県に設置されている「障害者職業支援センター」で行われているものは、料金体系が全く異なっています(リンク東京都障害者職業支援センター

 

 

よって、これは「実施時間」のみを表しており、「内容」には触れていないものと思って下さい。例えば、「デイケア」で、ご高齢者の方を対象にされたものを行っている機関もあれば、アルコール依存の「依存症回復プログラム」を実施しているところ、統合失調症の方を主とした「余暇支援」を実施しているところ、休職者を対象とした「リワークプログラム(復職支援プログラム)」を実施されているところ……等々、非常に多岐に渡ります。

 

 

「ショートケア」に関しても同じことが言えますので、その実施機関が、どういった方々を対象として、どんなプログラムを実施しているのか?(参加対象者・プログラムの内容)」を、ホームページやお電話などで、事前に確認してからお申込みになられると良いでしょう。前述にも記載しました通り、場合によっては、対象者が「依存症治療の方のみ」「発達障害の方のみ」といった特化型のこともありますので、その点ご注意下さい。

 

 

 

このコラムを読まれまして、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、うつ病適応障害をはじめ、

睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、不安症、

躁うつ病(双極性障害)、強迫症、心身症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

また当院では、診察と一緒に、専門スタッフ(臨床心理士・公認心理師・看護師等)による精神科ショートケアも行っております精神科ショートケアプログラムをご希望される患者様は、診察時に医師にご相談下さい。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。