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医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック（心療内科、精神科）です。
ご高齢の方は、退職や加齢による引きこもり（社会との隔絶）、病気に対する不安、身体の慢性的な痛み、親しい人との死別などをキッカケに、うつ病を発症されることがあります。
高齢者のうつ病の場合、「抑うつ」はそれ程強くない反面、興味や関心、意欲の低下や喪失、身体の不調（痛みや倦怠感、不定愁訴など）を訴えられる傾向が目立ちます。
また、微小妄想といって、周りに迷惑を掛けていると思う「罪業妄想」、お金が無くなってしまったと思う「貧困妄想」、重篤な身体の病気になってしまったと思う「心気妄想」…等が強く出てしまい、ご自身でそのことが訂正できない（思考変容が出来ない）症状が出る方も少なくはありません。
さらに、物忘れが酷くなったり、場所や日時が分からなくなったりしてしまうことも起こり、「認知症」と間違われてしまうことも珍しくありません。これは「仮性認知症」と呼ばれますが、「うつ病」と「認知症」は全く別の疾病であり、治療法も異なりますので、注意が必要です。
また、高齢者の方は、不安や焦りを感じられても、医師に訴えられることは余りありません。よって、ご家族の方が、いつも様子が異なることに気が付かれたら、まずはかかりつけ医の先生に一緒に同行されて、ご相談されることをお勧め致します。
当院では、うつ病をはじめ、
躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、
心身症、自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、
パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、
月経前症候群(PMS)、更年期障害、強迫症、
大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、
過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、
皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、
心身両面からの治療とサポートを行っております。
今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック（心療内科、精神科）を宜しくお願い致します。
