コラム
News

【心療内科 Q/A】「月経前症候群(PMS)にお勧めのアロマは何ですか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

月経前症候群(Premenstrual Syndrome:PMS)は、月経前に現れる不調です。月経は始まる1週間位前から様々な不調が現れ、イライラして怒りっぽくなったり、情緒不安定になったり、頭痛や便秘、過食、ニキビ等の症状が現れますが、月経開始と共に症状は緩和・消失します。軽めの症状も含めると(かなり個人差が大きいです)、月経前の女性の7割程度は大なり小なり感じられているとも言われています。

 

 

この月経前症候群(以下、PMS)にお勧めのアロマというものが存在しています香りは「気」を巡らせてくれる作用があるため、アロマテラピーはPMSの養生にとてもお勧めなのです

 

 

基本的には好きな香りを楽しんで頂いて良いのですが、中医アロマ(中医学的に体質を見立ててオイルを選ぶ)の観点からですと、柑橘系の香りである「スイートオレンジ」や「グレープフルーツ」、「ベルガモット」、「カモミール・ロマン」等がお勧めとされています

 

 

月経前、即ち高温期(月経開始前の2週間を指します)」は、特に「気」が滞りやすい時期ですので、その頃から使い始めても良いでしょう。ティッシュペーパーに1、2滴オイルを垂らし、枕元に置いておくだけでも効果は十分です。勿論、アロマディフューザーを使って頂いても構いません。

 

 

 

当院では、

月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)

自律神経失調症、心身症、更年期障害、冷え性、

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害

摂食障害(過食症)、パニック症、睡眠障害(不眠症)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、過敏性腸症候群(IBS)、強迫症など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

なお、PMSの漢方薬による治療をご希望の患者様は、診察時に医師の方にぜひご相談下さい当院のような心療内科では、健康保険適用で処方することも可能です。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。