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【心療内科 Q/A】「不眠症です、眠れない夜の対処法を教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

神経が過敏になっていたり、何か不安なことがあったりすると、眠ろうと思っても中々寝つけないことがよくあります。ベッドの中で寝がえりをうってみたり、布団をかぶってみたりしても一向に眠気がやってこない辛さを経験された方はきっと少なくはないでしょう。

 

 

そういった方の中には、「眠れない」と思うと、ベッドに入った状態のままで何かしらの作業(パソコン、スマホ、読書等)を始められてしまわれる方がいますが、これは避けた方が良いでしょう

 

 

 

私たちの頭の中には「認知」というものがあり、ベッドに入る=眠る」という「認知」を作ることで、眠りにつきやくなっている側面がかなりあります。しかしそこで、「ベッドに入る=本を読む」「ベッドに入る=スマホをチェックする」「ベッドに入る=眠れない」…等々といった習慣が出来てしまうと、それが「認知」としても「当たり前」としてインプットされてしまうようになるのです。

 

 

よって、もし余りにも眠れないようであれば、一度ベッドから出て、少しソファに座ってみたり、ゆっくりとホットミルクを飲んでみたり……といったようにされ、「ベッド=眠れない場所」と認識しないように工夫することが最善と思われます。

 

 

ベッドに入る=眠るということをぜひ、身体的にも認知的にも、習慣化(セット化)することをお勧め致します。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、

摂食障害、パニック障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。