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【心療内科 Q/A】「ストレス性高体温(心因性発熱)の治療とは?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

以前ご紹介しました、ストレス性高体温(SIH、これは心因性発熱機能性高体温症の名称を用いられることもありますが、この治療のおいて大切なのは、見通しのない経過観察や検査の繰り返し、解熱剤の投与等ではなく、患者様の抱えるストレスに対する個別の対応でしょう。

 

 

そのため時には、単一の治療法(ある特定の薬の投与)に留まらず、多面的なアプローチが必要になってくるケースも少なくはありません。例えば、病状への心理教育(病態説明)、生活指導、環境調整、心理療法(カウンセリング)、リラクゼーション法、併存する疾患に対する治療(例:うつ病や不安症等)が行われることもあります。

 

 

しかし、いずれの組合せや個別的対応であっても、この病気の症状をご自身でコントロールできる力を育てていくこと(そして、いずれは症状も徐々に消失していかれることでしょう)が、最終的な目標ラインとなってくことでしょう。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、心身症、自律神経失調症をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、アルコール関連疾患、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック

(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。