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【心療内科 Q/A】「『栄養型うつ』とは、どのような状態ですか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

栄養型うつとは、栄養の問題に起因するうつ状態のことです。一般的なうつ病に、「栄養型うつ」が重なっていることも少なくありません。例えば、鉄欠乏性症によるうつ状態の場合、鉄を補うことで、鉄欠乏に起因するうつ症状は改善されます。しかし、このような栄養の問題は、ともすると精神科領域において、見逃されてしまう傾向があります。

 

 

「栄養型うつ」という言葉は、正式な医学用語ではありませんうつ状態に栄養の問題が関与している可能性を、広く一般の方に気付いて頂くために命名された用語です。「栄養型うつ」の判断には、血液検査や、食事内容の記録(レコーディング等が参考になります。

 

 

また、うつ病に限らず、アルコール使用障害、認知症、統合失調症などにおいても、「栄養型うつ」が併存している可能性がありますので、栄養(食事内容)のバランスに偏りがないかを留意されるに越したことはないでしょう。

 

 

不足(欠乏)状態になっていないか、特に気を付けて頂きたい栄養素としては、」「亜鉛」「マグネシウム」「ビタミンB群」「タンパク質」「ビタミンDなどが挙げられるでしょう。

 

 

 

当院では、うつ病をはじめ、

躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

心身症、自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

月経前症候群(PMS)、更年期障害、強迫症、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。