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【心療内科 Q/A】「『月経前不快気分障害(PMDD)』とPMSの違いを教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

月経前不快気分障害(以降、PMDD)」重症の月経前症候群(以降、PMS)の違い(鑑別ポイント)は、月経前の諸症状により、社会生活・日常生活に「著しい支障をきたしているか否か」に拠ると言えます。つまり、月経前に「仕事(学校)を休んでしまう」「家事の能率が極端に落ちる」「他者との口論や人間関係上のトラブルが多くなる」等というような支障が、顕著に出ている場合には、PMSではなく、PMDDである可能性が高いと考えられるのです。

 

 

因みに、PMSの症状を持つ女性は案外多く、月経のある女性の20%~50%にみられるとされています。加えて、軽症のPMSの方も含めると、月経のある女性の80%に及ぶという報告すらあるほどです。

 

 

しかし、PMDDとなると、割合は途端に下がります。月経のある女性の約3%~8%の方に、月経前に見られる抑うつが、うつ病に匹敵するほどの重症度があり、日常生活・社会生活に著しい支障を来たすとされ、PMDDの診断を受けることになるそうです。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

月経前症候群(PMS)、PMDD(月経前不快気分障害)

うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安症、適応障害、

睡眠障害(不眠症)、摂食障害(過食症)、パニック症、

自律神経失調症、心身症、更年期障害、冷え性、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫症、過敏性腸症候群(IBS)など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。