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【心療内科 Q/A】「『うつ病』であることを、会社や友人に伝えた方が良いのでしょうか?」

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

うつ病の治療を受けられる場合、家族や周囲の方々の理解やサポートは必要です。特に、周囲の人の正しい理解(「病気のために出来なくなっている」という理解)がないと、「怠けている」「いつも休んでばかりいる」といった誤解を受けることにも繋がります。

 

 

そうはいっても、うつ病であることを会社や友人に打ち明けられない方も多いことでしょう。特に、保守的な風潮が色濃く残っている環境においては、心の病気であることを口にするのが容易ではない場合も少なからずあります。

 

 

そうした中でも、自分がうつ病であることを伝えた方が良いと思われる相手は、会社の上司、あるいは産業医の先生です。上司、あるいは産業医の先生に治療の経過を報告し、病気であるために何が困難なのか、治療のためにどのようなサポートが必要なのかを相談します。そして、もしも職場の同僚の協力が必要となってくる場合には、上司から伝えて貰う方がスムーズにいくことでしょう。

 

 

産業医の先生は、事業主(企業・会社のこと)の規模によっては、必ずしも置かれているとは限りませんが、勤務先に産業医の先生がいらっしゃられる場合は、面談(保健指導)を申し込んで、心の不調を相談されてみられて下さい。

 

 

友人や知人に対しては、必要以上に心配を掛けないためにも、ある程度抑うつ状態から回復されて連絡を取るようにされた方が、気持ち的に楽である方が多いようです。

 

 

 

当院では、うつ病をはじめ、

躁うつ病(双極性障害)、適応障害、強迫症、不安症、

睡眠障害(不眠症)、自律神経失調症、心身症、

パニック症、摂食障害(過食症)、統合失調症、

月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

過敏性腸症候群(IBS)、ストレス関連障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。