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【心療内科 Q/A】「『フラッシュバック』に効く漢方薬の処方~神田橋処方」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

フラッシュバックとは、昔ご自身に起こった辛い出来事が「パッ」と湧き出るようにおも出されてしまうことです。そして、著明な精神科医でいらっしゃられる神田橋條治先生がご考案され、有効性が指摘されているフラッシュバックに対する漢方薬の処方があります。

 

 

これは神田橋処方と言われており、この処方の適応は、DSM-ⅤにおけるPTSDのフラッシュバックに限定されず、もっと日常的なものも含まれています。即ち、「心的外傷体験」が、瀕死の重傷や性被害の他にも、会社での叱責や友人同士の喧嘩、学校での級友の心無い一言といったレベルのものでも、パッと湧き出る辛い出来事であれば、適用になるということです。

 

 

この神田橋処方は四物湯(しもつとう)」と「桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)」の組み合わせを基本としています。その患者様の体質(=「証」)によっては、その変法として、「四物湯」を「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」に入れ替えたり、「桂枝加芍薬湯」を「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」や「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」等と入れ替えたりすることもあります。効く方の場合、2週間位でフラッシュバックの頻度が減ってくるそうです。

 

 

なお、これらメンタルヘルスに関する漢方薬(漢方療法)は、当院のような心療内科クリニックにおいて、保険適用で処方することが可能です。ご希望の患者様は、診察時に医師の方にお申し出下さい。

 

 

 

当院では、ストレス関連障害をはじめ、

自律神経失調症、睡眠障害(不眠症)、心身症、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、

パニック障害、月経前症候群、更年期障害、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

統合失調症、強迫性障害、過敏性腸症候群など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。