こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「『精神科』について教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

よく頂くご質問として「『心療内科』と『精神科』の違いを教えて下さい」というものがあります。

 

 

心療内科は、「心身相関」という観点から、心」と「身体」の両方の治療やケアを行います。心療内科にお越しになる方は、「身体」の症状がより顕著、かつ前面に出ていらっしゃられることも少なくありません

 

 

精神科では、もちろん「心身相関」の観点を取り入れつつも、「心(心理面)」の症状が顕著に現れ、かつご本人さまもそのことを一番のお悩み(主訴)として来院されることが、一番の違いと言えるでしょう。

 

 

「心(心理面)」の苦しさや辛さはさまざまですが、よく挙げられるものとしては、

 

  • 意欲ややる気が起きない、無気力感
  • 憂うつである、抑うつ感
  • 心配や不安、緊張感が常にある
  • 落ち着かない、イライラする、焦燥感
  • 集中できない、思考がうまくまとまらない
  • 感情の起伏が自分でコントロールできない
  • 「やめよう」と思っているのに止めることができない
  • 人や特定の事柄に対して恐怖心を感じてしまう
  • それをしないとまるで罰せられるように感じてしまう
  • 常に「生きづらさ」を感じている
  • 自分に自信が持てない、自責感が強い
  • 自分が自分でないような感覚、自分の存在の希薄感
  • 消えたいと思ってしまう

 

 

などがあります。

 

 

そして、具体的な病気としましては、

 

  • うつ病
  • 躁うつ病(感情障害、気分障害、双極性障害)
  • 適応障害(抑うつや不安を伴う場合)
  • 不安障害(社会不安障害、全般性不安障害、パニック障害、恐怖症…など)
  • 強迫性障害
  • 解離性障害
  • 発達障害
  • 依存症(アルコール、ゲーム、インターネット、スマートフォン等)
  • 統合失調症

 

といったものがあります。

 

 

……このような苦しさや辛さに、私たちは寄り添いながら、少しでも気持ちが楽になり、安心できるケアを提供させて頂きます。

 

 

上記のように、精神科を来院される方は、心に様々な悩みや苦しみを抱えていらっしゃられます。

 

 

「心のケア(治療)」においてもっとも重要なことは、安心できる環境を整備するこですので、必要に応じては休職等をご提案することもあります。

 

 

さらに医師から、日々の過ごし方のアドバイスや精神療法、場合によっては投薬治療を行うこともあります。漢方薬による治療(漢方療法)も、保険適用内で可能です。

 

 

また、心理師による心理療法・カウンセリングも併用されると、より効果が期待できます。

 

 

どうかお一人で悩み、苦しみを抱え込まず、気軽に最初の一歩を踏み出してはみませんか?

 

 

当院では、初診を860円~から受けることが可能です(各種保険診療適用)。皆様のお話を聞かせてください。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、うつ病躁うつ病(双極性障害をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)、

不安障害、適応障害、摂食障害、心身症、自律神経失調症、

パニック障害、睡眠障害、アルコール関連疾患、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。