こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「『発達障害者支援法』って何ですか?」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

古くから、自閉スペクトラム症(以下、ASD)やADHD等の発達障害を持つ方々は少なくはありませんでした。しかし、その実態を把握する疫学調査が中々行われなかった為、支援制度もありませんでした。

 

 

2002年に、文部科学省が全国の公立小・中学校の教師を対象にした調査を行い、発達障害が注目されると共に、支援の必要性が認識されるようになりました。

 

 

こうした実態を踏まえて、2005年には「発達障害者支援法」が制定され、この法律に基づいて全国に「発達障害者支援センター」が設立されるようになりました。

 

 

現段階では、支援体制に地域間格差はあるようですが、利用者の方々が「こうして欲しい」という声を上げていかれることで、徐々にその格差も是正されてきているようです。

 

 

「発達障害者支援センター」は、発達障害がある方とそのご家族に対して、医療、福祉、教育、労働等といった生活全般を支援することを目的とした機関です。最近では、就労に関することで相談に訪れる方が増えてきていますまた、同センターでは、就労希望者だけでなく、雇用事業主の方からの相談にも応じています。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、大人の発達障害(ASD、ADHD)をはじめ

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、

統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。