こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「大人のADHDの方への時間管理法 ⑤」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

前回の「大人のADHDの方への時間管理法」において、マイ締め切り」を設定する意味や効果についてご紹介しました。

 

 

しかし、「マイ締め切り」を設定しても、一人でコツコツ継続していくことは、ADHDの方にとって決して簡単なことではありません。

 

 

マイ締め切りを守るためにも、スムーズに仕事を進めるためにも、こまめに報告・連絡・相談をしてみましょう。それが一つの良い“目安”となり、マイ締め切りをより守りやすくなります。その一例として、ご自分で書類の提出のマイ締め切りを設定したら、その書類に関しての打ち合わせをするように関係者にアポイントをとってしまうというのも、マイ締め切りを守る上での手段となるでしょう。

 

 

報連相をこまめにすることで、ADHDの当事者の方が、今現在どのような仕事に着手されているかが、上司や周囲の方々にも分かるというメリットがあります。何か困ったことや相談したいことがあった際に、互いに事前の状況を掴みやすくなり、場合によっては協力体制を取ってくれることもあるでしょう。

 

 

「でも、いざとなったら残業や徹夜をすれば良いのでは?」と思われる方もいらっしゃられるかもしれませんが、実はこの考え方こそが、「先延ばし」癖を引き起こしてしまう原因になるので、要注意です。

 

 

また、ADHDの方の中には、ご自身の状態(体調や体力、健康面)に気が付きにくいという特性をお持ちの方も少なくはありません。なので、急な残業や徹夜で、その後一気に体調や生活リズムが崩れてしまうことも起こり得ますそういった意味では、残業を前提としたスケジュール作りは可能であれば避けられた方が賢明でしょう。

 

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。