こころのペリカン便り

Column

【心療内科 Q/A】「入眠と身体の疲労度との関わりを教えて下さい」

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

よく患者様から伺うお悩みとして、「その日は身体がくたくたに疲れていたので、よく眠れるかと思っていたのですが、全然眠れませんでした」というものがあります。

 

 

「身体が疲れる=その日はよく眠れる」と思っていらっしゃられる方は多いようですが、これは大きな勘違いだと言えるでしょう。

 

寝る前に身体がかなり疲れている状態であったり、夜になってからハードな運動をされたりすると、交感神経系が優位になってしまい、眠りにくい状態を作り出してしまいます

 

 

身体だけでなく、脳疲労も同様です。その日に「頭をよく使った=その日はよく眠れる」というのも間違いです。むしろ過覚醒を促してしまい、却って眠りにくい状態になってしまいます。

 

 

もし、眠る前に何か運動をされることを日課とされている方であれば、ストレッチやヨガといったものを、汗をかかない程度に留めて行う位で良いかと思います。

 

 

逆に、普段そういった日課のない方で行われると、軽い運動であっても簡単に汗が出てきますので、そういった方の場合は、控えられた方が、入眠には適していると言えるでしょう。

 

 

 

このコラムを読まれて、ご自分の現在のご状況として、

気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、睡眠障害(不眠症)をはじめ、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症)、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、

摂食障害、パニック障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害、

過敏性腸症候群、アルコール使用障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。