こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「成人女性のADHDの悩みの特徴を教えて下さい」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

 

前回のコラムで、大人のADHDの具体的な特徴の中には、性差が出るものがあることを記載させて頂きました。

 

そして最初にご紹介させて頂いたのが、「多動性」の現れ方として、男性が「言動」に出やすいのに対し、女性は「思考の多動性」として出やすい、ということを挙げました。

 

このようなADHDの「女性によく現れやすい特徴には、以下のようなものがあります。

 

  1. 部屋が片づけられない
  2. ミスばかりで自分が嫌になっている
  3. 気配りができず、同性に嫌われてしまう
  4. 時間がないのに用事を詰め込んでしまう
  5. 子どもを叱り過ぎて虐待を疑われる
  6. 治療後に、部屋が片付きすぎると混乱する

 

特に、最後の治療後に、部屋が片付きすぎると混乱するという内容は、男性には余り見られない、女性のADHDの方の特徴的な側面でしょう。

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。