こころのペリカン便り

Column

【心療内科Q/A】「成人女性のADHDの『多動性』の特徴を教えて下さい」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

時間が守れない、予定がこなせないという悩みは、ADHDの男女に共通してみられるものです。

 

ただし、大人の女性のADHDの方の『多動性』の現れ方として、一見落ち着いているように見えて、実は時間にルーズというタイプの方がよく見られます。

 

女性の場合、言動の多動性は弱く、思考の多動性が強く出やすい傾向があります。

 

このようなタイプは男性ではさほど多くありません。男性の多動性の場合は、発言や行動そのものに“落ち着きのなさ”が見られるようです。

 

女性の思考の多動性は、考えがまとまらず、広がるいっぽうで、予定が一杯になってしまうという特徴があります。

 

時間がなくても予定を沢山詰め込んでしまう、時間に間に合わないと分かっていても予定の調節が出来ない…等々といったことが、典型例として挙げられます。

 

いずれにしても、これらのことにより、ご自分自身も常に焦ったり急いだりすることを強いられてしまうのです。

 

 

 

このコラムを読まれまして、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当院では、

大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含む)をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、

パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症、

月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン六本木ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。